MARCO POLO BLOG
今回は豊田市上下水道局から請け負いました、
中切水源配水場配水池改修工事をご紹介いたします。
中切配水場は矢作川からの水を豊田市のみなさまへお届けする施設ですが、
貯水槽の内側がどうなっているのかというのは
普段なかなか意識しない部分ですよね。
少しボケている写真で申し訳ないのですが、
配水池の中というのはこんな感じなんですよ。
あまり見る機会のない光景です。
床だけではなく、壁面・天井面も施工しますので、
このように足場を組み立てて工事を行っていきます。
既存塗膜の除去、躯体の補修、防食などの工事を行いました。
防食の材料はこのような施設に特化した特殊なものを使用します。
ときどきチェックに訪れる社長。
(手にしている竹ぼうきは「好きだから」とのこと。)
このように閉鎖された空間で工事を行う際に気を付けなければいけないのは
安全に呼吸ができるかどうかということ。
つまり槽内の空気の状態です。
適切な酸素濃度が確保されているか、有害な気体が溜まっていないかを
常に測定・確認しながら作業を行います。
というわけで、現場担当者には「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」の資格が必須です。
そして、完成写真がこちら。
青一色なので少し神秘的に見えますね。
完成検査にも立ち会う社長です。
最終的に工事成績評定は優良点をいただくことができました!
工事にご協力いただきました皆様には大変感謝申し上げます。